即日にキャッシングが出来るという便利な商品が話題となっています。インターネットや無人機の普及により対面せずに、より早い融資が受けられるという事や、法改正されて高金利の規制や悪質な取立を取り締まることが可能になり、以前より簡単に融資を受ける事が多くなっています。

ただ、借りるという行為は同時に返済義務を背負うわけですので、どんな歴史背景が有るのかを知ることが大切に成ってきます。

普段の生活状況においてお金を借りるという場合は、大手都市銀行や地方銀行、信用金庫、農業協同組合、その他では商業関連の会議所、組合と言った低金利で融資を受ける事が出来る貸出企業を考えます。

それは何と言っても金利が低いと言う経済的に最大のメリットを活かして無理がなく返済していく事を借主が望むからです。

借り入れ額が大きければ大きい程、またローン返済年数が長いほど、その金利の高低によって大きな返済額の差が生じてしまいます。バブル経済が弾けるまでの日本における銀行の貸出し金利は長期変動金利では6~9%を推移していました。

その金利であっても住宅ローン返済として支払える収入額と、年功序列や終身雇用という将来の安心・安定感が保たれていた時代だったのでしょう。

勿論、そんな中でも金利面で有利な旧住宅金融公庫では、民間の他社銀行よりも低利率な金利で有利な借り入れが出来た為に、金額限度や書類審査では厳しいながらも住宅ローンを住宅金融公庫で組んで返済していこうと考える人が多かったのです。数字だけでは小さく思える2~3%の違いが、月に数万円、総支払いにして数百万円も違うのですから、計算した上では当然の選択だったでしょう。

その後バブル経済が崩壊した日本では、国中にわたる企業成績の悪化が国民の給与所得を押し下げていき、雇用の流動化・非正規雇用の拡大・能力主義による年功序列制度が廃止されるという日本経済を支えていた雇用形態が崩れていきました。益々企業は設備投資を減らし、国民は可処分所得が減り住宅購入や資金調達が少なくなるというデフレ経済が進みます。

借りる人が少なければ、金利も下げる政策を取りますので長期変動金利は2%台にまで下がりました。長期ローンを組んだ人は、借り換えという新しい低金利のローンを組みなおして、数十万円の手数料を掛けてでも総額支払い額で得する選択をする方が増えていきました。

このように金利が大きく影響するのが、お金を借りるという行為なのです。即日にキャッシングできると言うメリットを持つ融資は、高金利だと言うデメリットも抱えて借りる訳ですから、安易な考えで借りてはいけないのです。自身の収入額と支払い額を試算して、本当に返していける額なのかを見極めたうえで、借りる方が賢い選択肢です。

まず、お金を借りたい気持ちが有るのなら、銀行員を通じて手続きが複雑且つ面倒で多くの書類を用意し、その上で審査が厳しく日数も掛かる。それであっても、金利の低い銀行系から低金利の融資を受ける事を最優先に考える。

どうしても早い融資が必要で、仕方がなく消費者金融から借りる場合は最低必要金額に留める事です。間違っても、面倒だから、簡単に借りることが出来ると言う理由だけで借りるのは感心しませんし後悔する事に成るでしょう。

消費者金融は、以前は【サラ金】等と呼ばれていて、その中には組織的な闇金などの悪徳会社が有り得ないほどの高金利で貸し付けた為、借主が支払不能に追い込まれ、暴力団員風な方の過酷で厳しい取立てを行い、多くの自殺者を出すなどの事件がマスコミに取り上げられて社会問題化したこともありました。しかし今では悪質な会社は淘汰され安心して融資を受ける事が出来るように成っています。

今回は、どんな企業が即日キャッシングを出来る融資を行っているのか?過去と現在の事業内容の違いを比べ、また法律的観点から過払いの請求までも考えて見ていきましょう。

銀行自体もカードローンを利用した、普通の審査に時間の掛かる融資とは異なる即日貸し出しを可能にした貸付業務展開を行っています。そんな即日キャッシング情報の数々を見ていくことにしましょう。

即日キャッシングという言葉の定義

即日借り入れ可能なキャッシング情報を考える上で、言葉の定義が重要な事だと感じます。

良く似た言葉でも、内容がまったく違いますので、よく内容を理解した上で判断しなければ、後で泣きを見るとなるかもしれません。
例えば、後の項目解説で数多く出てくるカードローンです。

カードといってもクレジットカード・キャッシュカード・キャッシングカードではそれぞれに意味が違ってきます。今では1枚で両方の機能を持つカードが存在するので、カード保有者は更に分かりにくい事になっているので詳細説明が必要ですね。

クレジットとは信用という意味で、信用を受けた者がその証であるクレジットカードを使って買物が出来る。現金を引き出すことも可能となりまして、当然ですが期限指定日に返済を義務付けられます。

現金借り入れの為に貸付企業の信用を得た上で、現金引出しだけを特化したのがカードローンであり、キャッシングカードと言う場合もあります。ですから、カードローンでの現金引出しもクレジットカード使用の一部だと考えましょう。
キャッシュカードとは名前は似ていますが、自身の銀行預金口座にある残高内で、現金を引き出す場合に用いる便利なカードです。当然ですが自分自身の貯めたお金ですので、残高内であれば返済義務は生じません。

またカードローンは契約限度額まで融資可能で、返済方法が分割のリボルビング払い(リボ)というシステムが多い中、最近はクレジットカードに付随した機能で小額を借りて翌月一括返済する借り入れをキャッシングと読んだりしますので、益々分かりにくくなりました。似た用語が頻繁に使われていますので用語や言葉の違いと意味を深く理解しましょう。

即日中に借り入れする際に必要な金利の知識

即日の借入れが可能なキャッシングについて、例えば代表的な借入の金利として住宅ローンが最も分かりやすいので、ここでも例を上げて話してみます。住宅金融公庫の金利が最も高かったバブル景気でさえ、5.5%でした。その時期に都市銀行では8.5%を記録していますが、今考えてみれば物凄い金利のローンを組めていたものだと思いますので、実際に返済額を試算してみましょう。

5000万円の住宅のうち頭金2000万円を支払い3000万円の残金を30年間で均等に支払うとします。今の3%程度の金利では月126000円、総支払額4550万円で、1500万円以上の金利を支払います。

それがバブルの頃の最高金利、公庫の5%で計算しますと月16万円、総額5800万円で、およそ元金では倍の支払い。都市銀行の8%の金利では月22万円、総支払額が8000万円です。
更に今の消費者金融の高利率20%を当てはめて見ますと、月50万円、総額がなんと1億8000万円です。

ありえない闇金融の利率100%では、月250万円、総支払が9億円なのに、残高が24兆円も残ってしまう試算です。支払うとかいう問題ではなく、払える人がいない額に笑うしかないでしょう。

こんな数字を出すまでもなく、高金利がどれほど借主に負担を与えるのかが理解できますし、高額融資を長期に渡って借り続けるという行為は危険だと認識しておきましょう。

さて、法改正以前は大手企業を含めた多くの業者が貸金業法の上限15~20%を超える29.2%のグレーゾーンと呼ばれる金利貸付を行っていました。出資金法の、みなし弁済・例外規定を悪用して条件を満たさなくても適用した貸付の為に、完済した殆どの借主が過払いをしたことに成っています。

法改正後にはその払い過ぎを返還請求できる事となり弁護士などが相談窓口を広げ、過払い請求が増えています。過払いに思い当たる方は時効が有りますので、お早めに専門家にご相談ください。